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TDI

フォルクスワーゲンが磨き上げてきた
直噴ディーゼルターボのテクノロジー

ガソリンエンジンのTSI®に対し、TDIはフォルクスワーゲンの高効率な最新世代ディーゼルエンジンを表す言葉(同じくフォルクスワーゲンAGおよびアウディなどを含めたフォルクスワーゲン グループ会社の登録商標)です。
TDIは、一般的にはTurbo Direct Injection(ターボ直噴)の略と理解されていて、直噴システムおよび過給器としてターボチャージャーを用いたフォルクスワーゲン(グループ)のディーゼルエンジンを、こう呼んでいます。このタイプの乗用車用ディーゼルをいちはやく商品化したフォルクスワーゲンは、長く業界のリーダー的存在でした。

初代ゴルフ ディーゼル以来の長い伝統

フォルクスワーゲン グループが最初にTDIの名称を持つエンジンを載せたクルマを市場に導入したのは1989年であり、以来20年以上の経験を、この分野で積んできています。もっとも、フォルクスワーゲンはそれ以前から、乗用車用ディーゼルエンジンの開発に取り組んでいました。最初は1976年で、フォルクスワーゲンは、ビートルの後継として発売して3年目にあたるゴルフ シリーズに、燃費に優れ、ガソリンエンジンなみにスムーズに回る1.5Lディーゼルエンジンを設定して、人々を驚かせたのです。
それまでディーゼルは、主にトラック用のエンジンとされていて、乗用車への搭載は、ごく一部の大型車に限られていました。ディーゼルは重くて振動騒音が大きく、排気量あたりのパワーはガソリンに遠く及ばないため、小型乗用車に搭載するのは無理とされていたのです。ですから、その常識をすっかり覆してしまったゴルフ ディーゼルに、多くの人々が驚かされたのも当然でした。
そのゴルフ ディーゼルには、その後ターボチャージャーを装着した高性能バージョンも設定されました。小型車とターボディーゼルの組み合わせも、もちろんそれが初めてです。1980年代半ばには、フォルクスワーゲンはディーゼル乗用車の分野でも、世界をリードするメーカーのひとつになっていました。

パワフル、低燃費

もっとも、初期にゴルフなどに搭載されたディーゼルエンジンは、旧来型の副燃焼室に燃料を噴射するタイプでした。その時代のエンジンと比べると現代のTDIは、あらゆる面で格段の進化を遂げています。
空気と気化した燃料の混合気を圧縮してスパークプラグで点火するガソリンエンジンと違い、ディーゼルエンジンは、空気だけを圧縮して、ピストンが上死点に達する前後に燃料を瞬間的に噴射して自然発火させるという原理により作動します。そのため、非常に高い燃料の噴射圧力が求められ、噴射のタイミングと量の精密な制御が必要です。
TDI開発の歴史は、同時に、燃料噴射装置と燃焼制御技術の発達の歴史でもあり、フォルクスワーゲンはそのなかで、さまざまな技術革新に貢献してきました。
現在、フォルクスワーゲンのTDIエンジンには、コモンレールタイプの燃料噴射装置と、ピエゾエレクトリックインジェクターが採用されており、2,000バールもの高圧噴射と、精密な噴射のコントロールにより、卓越した燃費効率とパワーを両立しています。フォルクスワーゲンのTDIには、現在排気量が1.2L、1.4L、1.6L、2.0L、3.0L、4.2Lのユニットが存在し、パワーレベルも70PSから300PSオーバーまでと、幅広いクラス、ジャンルのクルマをカバーできるラインアップが構築されています。