2.12.80.1, 2019-01-08 08:13:42

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ビートルで縦断!ポルトガル西海岸をドライブする

 

 

こんなに楽しいドライブは久しぶり。私たちはクロスオーバータイプのThe Beetle Dune(ザ・ビートル デューン)でポルトガルの大西洋岸沿いのドライブ旅で出かけました。ちなみに「デューン」とは伝説のサーファービーチ、ナザレからインスピレーションを受けたモデル名だそう。

1. おはよう、リスボン!

ザ・ビートルに乗って、ドライブへ。でも目覚めのコーヒーがイマイチだったこともあって、まずは美味しいコーヒーを探してリスボンへ。テージョ川岸にあるDeli Deluxに向かいました。テラスから通り過ぎてゆくクルーズ船を眺めながら、ガラオンコーヒー、オリーブ、そしてパタネグラハムで、2度目の朝食を楽しみました。

食事後はトラムの走る旧市街を窓を全開にしてドライブ観光。ザ・ビートルのコンパクトなサイズは狭い街並みでの縦列駐車も余裕です。魅力たっぷりな古い町並みと青い空、私たちは後ろ髪引かれながらも海沿いに移動しました。

 

 

タイルで埋め尽くされた家々に、青い空

2. 太陽と灯台

湾岸道路を北へ。私たちが次に目指すのは、ユーラシア大陸の最西端であるロカ岬。ポルトガルの沿岸には岬の1つおきごとに灯台があるのが特徴です。特に眺めがいいのがここ。海と山に挟まれた風光明媚な灯台です。郊外の幹線道路では、存分にドライバボリティを楽しめます。アクセルを踏むと、あっという間にバックミラーから赤と白の灯台が見えなくなりました。ザ・ビートル デューンはコーナリング性能も高く、少々道が荒れていても、まるで飛行機が離陸していくようにフラットに走り抜けます。

まるで飛行機が離陸していくように

獲れたての大アサリ!

3. ランチタイムはアゼーニャス・ド・マールで

海岸線を快調に走り、アゼーニャス・ド・マール沿岸にある素晴らしいビーチに着きました。私たちは坂道に車を停め、砂浜に下りました。群青色の大西洋の向こうには赤色と白色の端正な街並みが広がります。まるで大きな岩に彫刻されているよう。レストランAqua E Salの前のベストポジションにクルマを停めることができました。私たちはテラス席に座って、干してある白いシーツが風にはためくのを眺めました。オーダーしたのは大アサリとガーリック・クラブ。食後のコーヒーを頂きながらテラスから小さな礁湖の眺めを楽しみました。眼を細めて海を見ると、まるで黄金色のよう。まるでそこに停めているザ・ビートル デューンに近い金色でした。

まるで飛行機が離陸していくように

4. 荒々しい顔も覗かせる大西洋

アトウギア・ダ・バレイアでは、カイトサーフィンをするサーファーが午後の強い風を巧みに操っていました。会話をするには風音がうるさすぎるため、私たちはジェスチャーでペニシェへと向かうことを決めました。巨大な断崖は息をのむほど。夏にはここの沿岸は旅行者で溢れかえりますが、この季節は地元の人たちがボートとアイスクリームパーラーの間を歩き回っているだけ。この辺で黄色いクルマが通り過ぎることは珍しく、チューイングガムのような色の家々の間を走り抜けるビートルはとても素敵に見えたはず。

こんなに駐車場が広いなんて!なんて素晴らしいのだろう、オービドス、サン・ペードロ教会は。

5. 美しき迷宮

まるで迷路のような中世の街、オービドス。ドイツからの旅行客にはローテンブルク・オプ・デア・タウバーを思い出させることでしょう。そうはいっても私たちはピンとこないので、有名な菓子パン、パステル・デ・ナタを見つけるために陶器のお皿やハンドメイドファッションの小さなブティックの間を縫うように走りました。レストランパステル・デ・ナタではではさまざまなトルタ・デ・アルガルヴェを楽しみ、アーモンドクリームでお腹いっぱいになると田舎道の最後の直線コースを。USB接続のおかげでビートルの中ではいつでもご機嫌な音楽でいっぱい。ちょうどトルナーダの街を通り過ぎるとき、The Killsが歌い始めました。”A little tornado, a little hurricane, last day of magic, where are you?”

6. ちょっぴり不気味な病院

次の目的地はカルダス・ダ・ライーニャ。1485年に建てられた温泉病院です。鉱泉病院博物館は、過去の亡霊にとりつかれているよう。私たちは石のバスタブを試してみてから湖の周りをドライブ、かつてここで起きたかもしれないホラーストーリーに思いを馳せました。

バスタブでホラーごっこ

まるで大西洋のような強風。ヘアスタイルが台無しになることも。

オフシーズンのナザレ(住民は約10,000人)は大西洋でも静かでリラックスできる場所。

7. 砂丘をビートルで走破してみる

日が暮れるころ、私たちはナザレの伝説のサーファービーチに到着。かつてハワイアンのギャレット・マクナマラは、ここの海で30メートルの波に乗ったことがあるとか。もちろん私たちはそんな波を目にすることはなかったですが。今日の波は2メートルもない感じです。何人かのサーファーが沈んでゆく陽に向かって波に乗っていましたがこんな波じゃちょっと陳腐に感じますね。素晴らしい海を少しでも体感したかった私たちは、冷たい岩と砂のビーチを踏みしめ海へ。今年はじめて夏の香りを感じ、海の感触を足で楽しみました。そしてもう一回、海の音に陶酔しながら最後の深呼吸をしました。

プロフィール

Caroline Schmitt はレバノンの砂漠でハイキングし、カナダの湖では11mの崖から勇敢に頭から飛び込み、ガルダ湖では牧羊犬のCharlieと泳いだことがある。その冒険は、travelettes.netの旅のブログTravelettesに。

travelettes.net

Bernhard Huber はミュンヘンを拠点としたフォトグラファー。モロッコ、グリーンランド、インド、そしてカンボジアでのVolkswagen Magazineの撮影を定期的におこなう。彼の写真はこちら。

bernhardhuber.com

 

 

今年はじめて夏の香りを感じました

 

Text: Caroline Schmitt  |  Photos: Bernd Huber  |  May 2016