「T-Roc Black Styling」佐田真由美さん特別インタビュー
モデルで俳優、またジュエリーブランドのディレクターとしても活躍する佐田真由美さんがフォルクスワーゲンとコラボレーション。今回、洗練のブラックパーツを身につけた特別仕様車T-Roc Black Styleとリンクするブラックなスタイリングに挑戦してもらいました。このプロジェクトはもちろん、デザインに対する考えや日々のライフスタイルなどについても伺いました。
文・柿本 真希
撮影・柳田 由人
モデルで俳優、またジュエリーブランドのディレクターとしても活躍する佐田真由美さんがフォルクスワーゲンとコラボレーション。今回、洗練のブラックパーツを身につけた特別仕様車T-Roc Black Styleとリンクするブラックなスタイリングに挑戦してもらいました。このプロジェクトはもちろん、デザインに対する考えや日々のライフスタイルなどについても伺いました。
文・柿本 真希
撮影・柳田 由人
-今回のプロジェクト「T-Roc Black Styling」を1日体験されていかがでしたか?
佐田さん「T-Roc Black Styleとリンクしたスタイリングを3パターン選ばせてもらいました。クルマとファッションをリンクするって今まで考えたことはなかったけれど、どんなファッションも幅広く楽しみたいと常々思っているので、お題があってそれに合わせてファッションを考えることがまた新鮮で楽しかったです。黒はどんな存在にもなれるので、「今日は全部黒で統一してしまえばいいか」と楽をする意味で選ぶ時と、気合いを入れてシックな装いを楽しむ時など様々なパターンがあると思っています。黒こそスタイリングのグラデーションがある。そんな黒だからこそ、今日は全く違うモードの3パターンを表現できた気がします」
-ファッションモデル、そしてジェエリーブランドのディレクターとしてご活躍されています。ファッションやデザインについてどのようなお考えがありますか?
佐田さん「ファッションに関しては、女子っていつまでも女子なので、友人などに会った時「可愛い〜それどこの?」とか言われるととっても嬉しいもの。自分も言われたら嬉しくなっちゃいますし、人に対しても可愛いなと思ったら臆せず伝えるようにしています。そして、46歳ですし一緒にいる人や場所、シチュエーションをきちんと意識した格好をしていたいと思っています。若い時は着たいものを着ていましたが、自己満足だけでなくそこに配慮が加わりました。配慮という枠がある中で、さぁどうやって自分が好きな服を着るかと考えることも面白くて。ジュエリーのデザインは、もう18年になります。ジュエリーに関しては、絶対に女らしいこと。そして品があり毎日つけても飽きないこと。女性をツヤっとキラッと見せてくれる存在であるジュエリーは、自分のその日の気分をぐっと持ち上げてくれると思っています。デザインのエッセンスは、日常の色々なところに落ちています。あの景色が綺麗だなぁとか、観た映画、聴いた音楽、そういう様々なことが積み重なって今自分が作りたいものが形になっていく感じです。ドライブ中に見た景色や音楽がエッセンスになることも。1人の時間であるドライブ中にぼんやり考え事をしていることも、デザインにおいて大切な時間になっていると思います。」
-ファッションアイテムや洋服など、ご自身のモノ選びの視点を教えてください。
佐田さん「モノ選びは直感的です。デザイン、サイズ感、素敵だと思うか、などを瞬時に判断していると思いますが、あまり理屈ではなく、買おうと思うものはそのものがキラキラして見えるんです。何かを買うときはほとんど悩みません。キラキラして見えたら買います。好きなものは一貫していて、食材でさえついつい同じものばかり買ってしまったり…大葉、生姜、大根などは気付くとつい買ってしまっていて(笑)若い頃は流行り物をすごく嫌だと思い避けていた時期もあります。けれど歳を重ね、今は人が勧めてくれるものはすぐに試してみるようになりました。柔軟でありたいという気持ちが強いからかもしれません。」