わたしとGolf Vol.4 ちびゆりさん(プロダンサー/バリスタ)
Golf Touran
自分らしさを大切に。
Golf Touranが変えた移動のあり方
プロダンサーとしての経験を軸に、インストラクター、振付師、大会の審査員など、多方面で活躍する「ちびゆり」こと小林悠里さん。地元・長野県のテレビで自身の冠コーナーを担当したことを機に、ダンスを通じた社会貢献にも力を注ぐようになり、現在は子どもたちの心の成長を支える授業や、高齢者の健康サポートにも取り組んでいる。
さらに2016年からは、移動式のコーヒースタンド「STEP COFFEE」を運営。今回は、二足の草鞋を履きながら軽やかに駆け回る活動的な彼女の暮らしと、ゴルフトゥーランとの日々について話を聞いた。
「好き」という想いをクルマに乗せて
ー普段はどんな毎日を送っていますか?
「長野県ストリートダンス普及協会(以下NSDA)」の代表理事として、未来を担う子どもたちの“心を育てる”ことをミッションに活動しています。主に県内の小中学校へ伺い、教育機関と連携しながら「心のダンス授業」を実施して、ストリートダンスを通して子どもたちの心の成長を後押ししたり、高齢者の心身の健康をサポートする催しを開催したりもしています。
ダンスって、最初は恥ずかしくてなかなか乗り気になれない人も多いんですよ。だからこそ、「誰かの目を気にして自分のやりたいことに制限をかけなくていい。自分らしさを自由に出していいんだよ」っていうメッセージを、毎回ちゃんと届けたいなと思っています。
あと、バリスタとしては2016年から、店舗を持たない移動式のコーヒースタンドを運営しています。どちらの活動でも県内をあちこち移動するので、出張も多いですね。もともと松本市出身でクルマ社会の中で育ったんですが、今の働き方になってからは、さらに移動時間が増えた気がします。
ーダンスとコーヒースタンド。意外な組み合わせにも感じます。
よく言われます(笑)。でも、私の中ではどちらも心から好きなことですし、人の心をときほぐしてくれるものだと思っています。私は東京の大学を卒業したあとにダンサーとして活動をはじめたんですけど、ちょうどそのころに大会で怪我をして、1年くらい踊れなかった時期があって。すごく落ち込んでいた時に、軽井沢のコーヒー屋さんで飲んだ一杯がびっくりするほど美味しくて、「また頑張ろう」って思えたんです。それをきっかけにダンスを続けながらバリスタとしても働くようになって。今は店舗を持たず、移動式という形で「STEP COFFEE」を続けています。
やっていく中で感じたのは、コーヒーもダンスも意外と似ているということ。苦味が好きな人もいれば酸味が好きな人もいるように、ダンスもスタイルはさまざま。そもそも「こうであるべき」みたいな正解は、本当はあまりなくて。結局、自分が「好き」って思えたら、それがいちばん。そういう自由さが、どちらにもあると思っています。
愛車のGolf Touranとの出会い
ーゴルフトゥーランを迎えたきっかけは?
ダンス教室もコーヒースタンドも出張が基本。それに県内といえど南北に広いので、往復100km以上運転する日もざらにあります。気づけば1日のうち半分くらいクルマに乗っている日もあるくらいなので、私にとってクルマは生活に欠かせない存在でした。それにダンスの現場では、音を出すための大きいスピーカーを運ぶ必要があって、以前の軽自動車では限界があったんです。だから積載量がちゃんとあって、安心して走れるクルマを探しはじめたのがきっかけでした。
正直、それまでは「これに乗りたい!」みたいなこだわりはなくて、移動できればそれでいい、っていう感覚だったんです。でも、長い移動時間も自分がごきげんでいられるクルマがあれば、出張先の子どもたちにも、もっといい気持ちで向き合えるんじゃないかな? って思うようになって。そうして探していく中で惹かれたのがフォルクスワーゲン。ゴルフとかティグアン、up!もかわいいなと思ったのですが、たっぷり積める実用性と、見た目でテンションが上がる感じ。その両方がいちばんしっくりきたのが、トゥーランだったんです。
ー実際に乗ってみて、気に入っているところは?
外国車って高級で身構えるイメージがあったんですけど、トゥーランはタフでいて日常に寄り添ってくれる感じがしました。荷物がたくさん積めるし、3列シートなので友達とワイワイしながら移動できるのもミニバンならでは。それでいてシートの畳み方もスムーズだから使い勝手がいいんですよね。実用的なミニバンだけど、ちゃんと個性があるのもフォルクスワーゲンっぽくて気に入っています。
それまで軽自動車だったので、最初はサイズが大きくなって不安もありました。でも運転してみたら思ったより小回りもきいて、むしろ走りやすいくらい。小柄な私でも大丈夫かなって心配していたのですが、シート調整の幅が広くて不都合はほとんどないです。運転している私の姿を見た友達に「クルマに乗せられてるみたい」って言われたことはありますけどね(笑)
ちびゆり的偏愛ポイント
移動時間が、私を整える時間に
ーゴルフ トゥーランと過ごす時間を、どう感じていますか?
移動の時間が豊かに、ご機嫌になれたっていうのはとても大きな変化で、このクルマにしてよかったとしみじみ感じています。シートのクッション性も良くて、身体を包んでくれる。メーター周りやハンドル周りもシンプルだけど頼もしくて、コックピットみたいで気持ちが上がります。
もともとはクルマに無頓着だったんですけど、ライフステージが変わって、一般社団法人の代表理事として活動するようになってからは、やっぱり“見た目”も大事だなって思うようになってきて。ちょっと恥ずかしいんですけど、クルマもかっこよくいたい、みたいな気持ちも満たしてくれています(笑)。仕事で毎日使うものだからこそ、タフな実用性はもちろん、見た目や使い勝手の面でも「ちゃんとしている感」があるのはすごくありがたいです。
ー好きなドライブのシチュエーションは?
休日は、諏訪湖のまわりを走ったり、自然を感じられる開放的な場所へドライブしたり、温泉に行ったり。そういう過ごし方が多いですね。好きな道は、八ヶ岳の南側から霧ヶ峰あたりを横断するビーナスライン。走っていて本当に気持ちいい道です。あとは仕事で松本〜長野間の高速をよく使うんですけど、北アルプスがきれいに見えて、リラックスできます。フロントウィンドウが広いのも、景色を楽しむうえではメリットだと思います。
また車内では、お気に入りの曲を流してコーヒーを飲んでいることが多いですね。たまに仕事で踊る曲をかけて予習したり、ポッドキャストを聴いて知識を広げたりもするんですけど、どちらかというと自分のメンタルを整える時間にしています。これは、前のクルマのときはあまり意識していなかったこと。理由ははっきり分かりませんが、室内空間や走りに余裕があって、車内で過ごす時間が心地よいからかもしれません。
「今日もかわいいね」と、感謝を伝えながら
ーちびゆりさんにとって、ゴルフトゥーランはどんな存在ですか?
月並みですけど、本当に「相棒」って言葉がぴったりです。毎日乗る前に「今日もかわいいね」って声をかけるくらい、すごく親しみがあります(笑)。移動時間をもっと豊かなものにしたい、って思ったタイミングで出会えたのがトゥーランなんですけど、デザインも乗り心地もすごく気に入っていて。実際、乗っているだけで気持ちが上がるし、移動が楽しい時間になりました。
周りがどうとかじゃなくて、自分が好きなもの、自分が「いいな」と思ったものを大切にすること。自分の選択を大事にしよう、っていうのは、ダンスの授業でも子どもたちに伝えていることなんです。私自身もそうやって選んできた者として、日々ちゃんと自分のご機嫌をとる大切さを感じています。
日々のルーティンが、楽しくて気分の上がる時間に変わる。ちっちゃいことに見えるけど、それが自分の毎日にちゃんと彩りを与えてくれる。そのことを、トゥーランが改めて教えてくれた気がします。
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ちびゆり
出身地 :
長野県
職業/肩書き :
プロダンサー/バリスタ
SNS/HP : IG:
@chibiyuri
車種 :
Volkswagen Golf Touran
ゴルフ所有歴 :
2年
クルマの主な使い方 :
日常と仕事における移動全般